中古物件を購入する際、「リフォーム済み」という言葉に惹かれる人は多いですよね。しかし、一見魅力的に見えるリフォーム済みの物件も、実は注意点があるのをご存知でしょうか?これからご紹介する4つのポイントを知っておけば、あなたの不安や疑問が一気に晴れるでしょう。
この記事では、「リフォーム済みの中古物件における注意点」というキーワードを軸に、物件選びで失敗しないための秘訣や、リフォーム済み物件のメリット・デメリットを徹底解説します。
リフォーム済み中古物件とは
リフォーム済みの中古物件を購入するメリット・デメリット
リフォーム済みの中古物件を購入するメリットとデメリットについて、それぞれ解説していきます。
メリット
新築物件よりも安い
新築物件には魅力がたくさんありますが、費用面で考えるとリフォーム済みの中古物件は大きなメリットを持っています。
具体的には、リフォーム済みの中古物件を選ぶことで、新築物件の価格と比較して、約25%程度のコストダウンが見込める点です。これは、家計にとって大きな負担軽減となり、ライフプランに余裕を持たせることが可能となります。
完成した状態で内覧できる
物件を選ぶ際、内覧は非常に大切なステップですが、リフォーム済みの中古物件の場合、改築や改装がすでに完了しているため、完成形を実際に確認することができます。
これにより、「思っていた内装と違った」というような後悔を避けることが可能です。
資金計画が立てやすい
リフォーム済み物件の購入を考える際のもうひとつの大きなメリットは、資金計画のしやすさです。
既に販売価格が固定されているため、どれくらいの資金が必要かをはっきりと計算することができ、不安なく物件の購入を進められます。
すぐに入居できる
リフォーム済みの中古物件の特徴として、購入が決まればすぐにでも入居することができる点が挙げられます。
そのため、仮の住居を探す手間やその際の費用、家賃などの余計な出費を削減することが可能です。特に引越しのタイミングやスケジュールを考慮する際、大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット
自分好みのリフォームとは限らない
リフォーム済みの中古物件を購入する際、すでにリフォームが完了しているので、そのスタイルやデザインが自分の好みと一致するとは限りません。
確かにキレイになってはいるでしょうが、色味や使われている材料、レイアウトなど、独自のセンスやライフスタイルに合わせたリフォームを希望する場合、再度手を加える必要が出てきてしまいます。
構造が老朽化している可能性がある
見た目や使われている設備が新しければ、その物件がしっかりしていると感じるかもしれません。しかし、物件の基本的な構造部分、例えば柱や梁、そして基礎が経年劣化している可能性があります。
老朽化が進むと、地震に対する耐性が低下したり、シロアリの被害のリスクが上がるだけでなく、換気不足や雨漏りの問題も生じる可能性が高まります。
住宅ローンで不利になるケースがある
中古物件の価値は、新築物件と比べると低下する傾向にあります。このため、住宅ローンを組む際に条件が不利になることが考えられます。
具体的には、金利が高くなったり、必要な書類が増えたり、あるいは融資限度額が低く設定されたりすることなどが考えられます。
リフォーム済み中古物件を購入する際の4つの注意点
リフォーム済み中古物件を購入する際の注意点を4つご紹介します。
リフォーム箇所・範囲を確認する
購入を考えているリフォーム済み中古物件のどの部分が修繕されたのか、具体的に知っておくことは必須です。
外観や室内の見た目はもちろん、基礎や梁、柱などの構造部分、そして断熱についても把握しておきましょう。不動産業者や売り手に具体的なリフォームの時期や内容について尋ね、可能であればその詳細な記録や写真、設計図を参照すると良いでしょう。
リフォーム費用を確認する
リフォームにどれほどのコストがかかったのかを詳細に確認しましょう。理由は、リフォームによる過剰な上乗せ価格を見抜くためです。不動産業者や売り手に各改修部分の費用について詳しく問い合わせてみましょう。
築年数を確認する
物件の築年数は、その耐震性や安全性を知る上で非常に大切な情報となります。
特に1981年6月以降に建設された物件は、震度6以上の地震に耐え得る新しい耐震基準を満たしています。それよりも前の物件であれば、耐震基準が低いため、将来的な耐震改修が必要になる可能性が考えられます。
保険内容を確認する
万が一の事故やトラブルに備えて、物件が住宅瑕疵保険やリフォーム瑕疵保険に加入しているかをチェックすることは非常に重要です。
これにより、未来の不慮の事態やリフォームに関連する問題が生じた場合でも、安心して対処することができます。保険の詳細や範囲についてもしっかりと確認しておくことをおすすめします。
中古物件を購入してリフォームするという選択肢もある
リフォーム済みの中古物件を購入するのではなく、中古物件を購入してリフォームするという選択肢もあります。そのメリットをご紹介します。
自分のイメージ通りにリフォームできる
中古物件を選んで自らリフォームする大きな魅力の一つは、自身の好みやライフスタイルに合わせて間取りや内装、さらには家電設備までをカスタマイズできる点にあります。中古物件を買ってリフォームする場合は、あなたの理想とする住まいを実現することが可能です。
選べる物件の選択肢が広がる
中古物件を購入してリフォームする場合、内装や設備は後から手を加えることができます。そのため、物件の選択肢が広がります。物件のロケーション・広さ・築年数など、基本条件だけを主眼に置くことが可能になります。これにより、理想の立地や広さを持つ物件を見つけやすくなるでしょう。
リフォーム前の状態を確認できる
リフォーム済みの物件は外見上は綺麗なことが多いですが、リフォーム前に問題があった箇所や、壁の裏側などの隠れた部分の状態は把握しづらいことがあります。しかし、自分でリフォームを行う場合、物件の隅々までの状態をチェックし、必要に応じて対応することができます。
壁の中の構造や隠れた問題も発見し、それに対する適切な対策を講じることが可能となります。
まとめ【中古物件の購入+リフォームならリノベ不動産へ】
今回の記事では、リフォーム済みの中古物件を買う際の注意点について解説してきました。
新築物件より安い、すぐに入居できるなどのメリットがある一方、自分好みのリフォームができなかったり、きれいに見えても構造が老朽化していたりする可能性もあり注意が必要です。
中古物件を購入してリフォームする場合は、それらのデメリットをカバーすることが可能です。
リノベ不動産では、物件探しから設計、そして施工までの全工程をトータルでサポートを行います。それぞれのお客様のニーズやライフスタイルに合わせた住まいづくりの提案を心掛けています。
特に注目すべきは、わかりやすくシンプルなパッケージプランです。そして、リノベーションが完了した後も、インテリアや家具の提案、さらには天然の材料である無垢材のメンテナンス方法など、アフターケアが充実しているのも魅力です。
中古物件の購入とリフォームは大きな決断ですが、リノベ不動産という頼れるパートナーが側にいれば、より安心して夢のマイホームを手に入れることができるでしょう。
中古物件の購入とリフォームなら、リノベ不動産にご相談ください。